まんがseek運営日記

まんがseek運営者のメモというか編集後記。

まんがseek」は世界最大のマンガデータベースをみんなでつくることを目的に立ちあげられたプロジェクトです。すでに1万人をこえる漫画家、3万点をこえる作品がデータベースに登録されています。詳しい案内はこちらをご覧ください。→まんがseekについて

作品にタグを付与できるようにしました

作品ページにタグの入力欄をつくりました。「サッカー」とか「ラブコメ」のように自由に作品にタグを付与できます。

表示&入力箇所はここです。

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すでに付与されているタグが表示されます。それぞれのタグはリンクになっているので、同じタグが付与された作品を表示できます(タグ検索ですね)。

またタグの登録にはログインが必要です。ただし会員登録のような面倒な手続きは不要で、メールアドレスだけあればログインできる仕組みになっています。
(入力されたメールアドレス宛てにログイン用の確認コードをお送りします)

ログインすると以下のように入力欄が表示されます。過去に自分が付与したタグを削除することもできます。

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もともと休止前の「まんがseek」にはジャンルというものがありました。
これはこちらで用意したリストから選んでいただいて、上位3つを表示するようにしていました。用意するといってもかなり大変で、「職業モノ」とか「スポーツ」といったものから「ボーイズ・ラブ」とか「耽美」なんてのもありました。さっき数えたら176のカテゴリを用意していました。

ただマンガのジャンルはほんとうに膨大でとてもリストが追いつかないんですね。たとえば「スポーツ」の下には野球やサッカーのようなメジャースポーツだけでなく、ありとあらゆるものがマンガ化されています。

「アイシールド21」の連載がはじまって、急遽「アメリカンフットボール」を追加したのを思い出します。

 そして、マンガのジャンルでの分類の最大の問題は「1作品1ジャンル」で扱うのは無理がある、ということですね。

たとえば「タッチ」という作品が象徴的ですけど、これは「野球マンガ」なのか「ラブコメ」なのか「学園モノ」なのか(さすがに「スポ根」ではないと思うけど)、人によって受け止め方がちがいますよね。

それもあって当時は単一にせず、3つまで表示するようにしていたのですが、それでもやっぱり無理がある。

文化庁メディア芸術DA事業マンガ分野コーディネーターを担当されている池川佳宏さんが以前こんなツイートされていましたが、まったく同感です。

そこで今回はジャンルはやめて、タグを採用することにしました。

もちろんタグにすることで生まれる課題もあります。さっきの「アメリカンフットボール」でいえば、「アメフト」や「アメリカン・フットボール」といった表記の揺れの問題ですね。
あらかじめ用意されたリストから選ぶのではなく、誰もが自由に登録できてしまうとこうした問題が起きるのは防ぎようがないのですが、まあそこはおいおい検索側で対応するとか考えていこうと思います。
(このデメリットを受け入れるだけの価値がタグの採用にはあると思うので)

あとタグのいいところは「#アニメ化希望」とか「#読まずに死ねるか」みたいなジャンル以外のものでも受け付けられる点です。
このへんは「はてなブックマーク」とかを見てても散見しますけど、個人的にはいい活用法だと思ってます。

簡単ログインについて

休止前のプログラムを見てたらログイン不要で受け付けていました。まあ2000年代前半の牧歌的な時代だったから許されたことなんでしょうけどね。

再オープン後の「まんがseek」ではデータベースの編集メンバーにはアカウントを発行していますが、それ以外の方には「ゲスト」として編集できるようにしています。これはゲストの編集内容は必ずこちらで確認してから承認(or否認)をおこなうからで、その点においてゲストを個別に認識する必要はありませんでした。

ただ今回は「自分が付与したタグを削除できる」ようにしたかったので(あと、荒らし的な行為があった場合にその人が付与したタグを一括で消せるように)、ゲストといえどもひとりずつ個別に認識する必要がありました。
とはいえ大仰なユーザー登録の仕組みをつくるほどでもないので、メールアドレスさえあればパスワードすら必要としない認証方式をつくりました。

MediumとかSlackではすでに似たような仕組みが採用されていますね。

仕組みとしては入力を受け付けたメールアドレス宛にログイン用の確認コードを送ります。このときに便宜的にユーザーIDを発行しています。そしてメールに記載されたURLをクリックするか、文中のコードを入力してもらうかのどちらかでログイン処理をおこないます。
ようは「メールが受け取れたこと」と「セッションIDが同じであること」を条件にログインを許可する仕組みです。

ちゃんとしたユーザー登録や管理機能をつくればそれこそアイコンが変更できるとか、いろいろやれることは増えて、それなりのメリットもあるんですが、そういう拡張性も残しつつ、今回はできるだけ簡単にタグを登録できるようにすることを優先しました。

そんなにむずかしくないので(ぼくでもつくれるくらいなので)、こういう「ログイン不要にはできないけど、登録名やパスワードを預けてもらうほどではない」サービスを運営されている場合は検討してもいいんじゃないかと思います。

なにはともあれタグです

とまあこむずかしい話はさておき、自分が好きな作品、いま読んでる作品についてタグをどんどん登録してくださいね。

作品がそもそもデータにない場合は申請していただければすぐに反映させますし、がっつりメンテナンスに協力いただける場合は専用のアカウントも発行しますのでご連絡ください!

漫画家には早生まれの人が多いのか?(漫画家の誕生月別グラフ)

ツイッターを見てたら鈴木みそ先生がこんなツイートをされてました。

まさにこういうのはデータベースでささっと集計しちゃえばわかる話なので、サンプル数は4571人とボリュームとして妥当かどうかわかりませんが、現時点で生年月日のうち誕生月が判明している漫画家さんで調べてみました。

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誕生月 人数 比率A 比率B
1月生まれ 498 2.9% 10.9%
2月生まれ 423 2.4% 9.3%
3月生まれ 424 2.4% 9.3%
4月生まれ 377 2.2% 8.2%
5月生まれ 338 1.9% 7.4%
6月生まれ 319 1.8% 7.0%
7月生まれ 379 2.2% 8.3%
8月生まれ 392 2.3% 8.6%
9月生まれ 351 2.0% 7.7%
10月生まれ 357 2.1% 7.8%
11月生まれ 335 1.9% 7.3%
12月生まれ 378 2.2% 8.3%
不明 12775 73.6%  
合計 17346    

「比率A」は全体を分母にした比率で、「比率B」は不明をのぞいて特定できた4571人を分母にした比率です。

たしかに早生まれ(1月〜3月生まれ)の人が多いですね。
(1月が飛び抜けて多いのはもしかしたら不明の一部が「1月1日」で登録されちゃったデータが若干あるかもしれませんが、尾田栄一郎先生とかほんとに1月1日生まれの方もちゃんと登録されてました)

とくに2月なんて日数も少ないのにすごいですね。
こういう仮設を立ててデータで検証というのは本来ぼくらがどんどん出していかなきゃいけないところなんだけど、鈴木みそ先生のツイートに乗っかってしまいました。

ちなみに漫画家の先生方のデータはここで調べられます。

mangaseek.net

月9の桐谷美玲が読んでいるマンガ

月9見てますか?
ぼくはかれこれ20年くらい月9を見るのが日課になっているので、いまだに惰性で見続けているのですが、今回の「好きな人がいること」はなんか少女漫画っぽくていいですね。まあ山崎賢人さんも桐谷美玲さんも少女漫画原作の映画にここ数年出てたのでキャスティング的にもいいかも。

それはさておき、桐谷さんの部屋においてあるマンガです。

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前クールの「ラヴソング」でも主人公の部屋にはマンガがいっぱい置いてありましたが、こういうのを見ると気になっちゃいますよね。

ちなみにこの部屋に積んであるマンガはこんな感じです。

もうひとつ「天ない」の上に横向けに置いてあるのは「Paradise Kiss」ですかね。

るろ剣」以外はすべて矢沢あい先生の作品ということで、たぶんそういうキャラクター設定なんでしょう。たぶん桐谷さんの役の設定は27歳だったから「NANA」から入った矢沢ファンだと思うけど、「天ない」まで遡って読んでるってことですね。
どうせなら「風になれ! 」くらいまで読んでてほしいなとか思いつつ。

こういうどうでもいいことを考えながら見るのもけっこう楽しいですよ。