下町マンガ銅像めぐりツアー(銅像は観光客誘致につながるのか)
境港の水木しげるロードにある鬼太郎たちの銅像がおそらくいちばん有名だと思いますが、全国にマンガのキャラクターの銅像ってけっこうあるんですよね。
そのうち「キャプ翼」と「こち亀」の銅像がともに葛飾区にあるということで、まとめてまわってきました。東京に住んでても一度もいったことのないエリアだったのでちょっとした旅行気分です。
詳しいレポートは「まんがseek」のほうにアップしたので読んでいただけるとうれしいんだけど、ぼくらが香取神社を訪問したときに、テレビ東京系で放送してる「特捜警察ジャンポリス」のロケをやってました。
たぶん39周年を迎えた「こち亀」の特集なんでしょうね。とにかく明るい安村さんが海パン刑事のコスプレをしてました。
いやーなんかラッキーでした。
ちょうどぼくが銅像の写真を撮ってたときに来られたので、もしかしたら見切れてるかなあ。テレビに映ってるかもしんないですね。
10月の放送らしいのでとりあえずビデオ予約しておきました。
で、話を戻して、こういう銅像をつくることが観光客を呼び寄せることにどのくらいつながるのかってことを考えてみたんですよね。
じっさいゼロではないんだけど、今回訪問した2箇所のように数年も経つと(平日だったこともあり)ぼく以外にまわってる人はいなかったように思います。
一方で、冒頭に書いた境港はすごくうまくいってる印象があって、その差はなんだろうということを考えたんですけど、ひとつは「ゴールが明確に設定されていて、そのコース沿いにある」ことかなと。
水木しげるロードの場合、境港駅から水木しげる記念館までを結んでいて、ゴールが記念館なんですよね。ここにいく途中を楽しむ、盛り上げるための銅像(妖怪ブロンズ像)があるという感じ。銅像はメインではなく、あくまでもトッピングに近い位置づけです。
もうひとつは増えつづけていることで、あれはスポンサーによって妖怪の銅像がどんどん追加されてるんです。スポンサーは個人でもオッケーで、じっさい個人名がクレジットされた妖怪の銅像はけっこうありました。
こうやって年々増えつづけると、まだ見てない銅像が出てきちゃうわけだからリピーターになりますよね。
ぼく自身、現地の銅像を見て、そのうち「まんがseek」として一体設置したいと思ったように、きっと現地を訪問した人がスポンサーになる率はけっこうあると思います。
そしてじっさいに自分の名前が刻印された銅像が建てばまたいくし、周囲にも自慢したくなりますから宣伝しますよね。
じつにうまくまわってるなあと思うんです。
せっかくマーケティングを仕事にしてきたんだから、こういうことをちゃんと整理して提案していけるといいなあ。
ま、それはそれとして、写真たっぷりのレポートを上げたのでぜひ読んでくださいね。
それと「まんがseek」ではこういうコンテンツをいっしょにつくってくれる仲間も募集してますので、興味のある方はぜひご連絡ください!