まんがseek運営日記

まんがseek運営者のメモというか編集後記。

まんがseek」は世界最大のマンガデータベースをみんなでつくることを目的に立ちあげられたプロジェクトです。すでに1万人をこえる漫画家、3万点をこえる作品がデータベースに登録されています。詳しい案内はこちらをご覧ください。→まんがseekについて

人間じゃないフラグ

マンガを描くのは誰か、そりゃ漫画家ですよね。

でもじっさいには(とくに監修や企画としてクレジットされる場合は)プロダクションだったり、企業や団体だったりと必ずしも人間じゃないケースがあります。

具体的には「アトム ザ・ビギニング」という作品があるんですけど、これは

とたくさんの人がかかわっていて、このうち「手塚プロダクション」は人間じゃありません。

「まんがseek」ではクレジットされている人はすべて「漫画関係者」としてデータベースに登録するようにしているのですが、これまでは人かどうかを識別していませんでした。

そのことによって大きく困ることはないんですけど(それよりもちゃんと記録されてることが大事なので)、まあひと目でわかったほうがいいなあと思ったので、今日ちょっとだけデータベースの構造を修正して、識別できるようにしました。
企業や団体の場合、性別や生年月日などのデータは不要ですしね。

団体名の横のアイコンがビルのアイコンになってます(通常は人間のアイコン)。

まあ瑣末な話ではあるんです。あるんですけど、せっかくマンガ専門のデータベースを構築しているんだから、こういう細かいところは可能なかぎり美しく整理したいなとも思うんですよね。

ほかにも今日はPixivのURLをツイッターやブログなどと同じように記録できるようにしました。
最近デビューされる漫画家さんはけっこうPixivやってる人多いですしね(Pixivで評価されてデビューという道もあるくらいだし)。

ツイッターFacebookもそうですけど、こういう項目は10年前にはありませんでした。そういう意味では「まんがseek」のデータベース構造は時代にあわせて項目を増やしていかなきゃいけないと思ってて、2015年においてはPixivは追加するべきだろうと判断しました(もっとも最初に提案してくれたのは編集メンバーですけど)。

それはともかく「アトム ザ・ビギニング」はめっちゃおもしろいですよ。オススメです。